ローソン、「冷凍おにぎり」を東京都と福島県の一部店舗で実験販売。将来的な物流の効率化を目指す

　ローソンが東京都と福島県の一部店舗で「冷凍おにぎり」を実験販売。2023年8月22日(火)から11月20日(月)までの3か月間、常温で販売されているおにぎり6品を「冷凍おにぎり」としても販売するそうです。

電子レンジで温めて食べられる「冷凍おにぎり」を実験販売

　今回の冷凍おにぎりの実験販売は、常温で販売されている「焼きさけおにぎり」など6品を「冷凍」した状態でも店頭販売するというもの。冷凍おにぎりは電子レンジで温めて食べられるそうです。

　ローソンによると、実験販売される冷凍おにぎりは通常製造しているおにぎりをベンダー工場で冷凍し、冷凍物流で店舗に納品するとのこと。

　ローソンは今回の冷凍おにぎりの販売により、冷凍流通による将来的な物流の効率化を目的としているほか、店舗での食品ロス削減効果も見込めるとしています。

　また、今回の実験販売の結果をふまえ、その後の店舗拡大などを検討していくそうです。

冷凍おにぎりラインアップ(8月22日時点)

　なお、実験販売される「冷凍おにぎり」6品は、常温で販売されている同名商品と併売されるそうです。

• 焼きおにぎり(税込268円)
• 赤飯おこわおにぎり(税込149円)
• 五目おこわおにぎり(税込154円)
• 鶏五目おにぎり(税込138円)
• 胡麻さけおにぎり(税込138円)
• わかめごはんおにぎり(税込138円)

「冷凍おにぎり」実験販売店舗

　「冷凍おにぎり」の実験販売は、東京都の11店舗、福島県の10店舗の計21店舗で実施。福島県が選ばれた理由については、リサーチ会社の調査において「おにぎりを温めるか」を全国で最も聞かれる県だったからだそうです。