ファミリーマートがストアスタッフの研修プログラムにVR(バーチャル・リアリティ)システムを導入、2023年3月から順次、全国の加盟店(宮崎県、鹿児島県、沖縄県除く)へ導入を開始するそうです。
VRによる店舗オペレーションの体験学習により、短時間での習得が可能に
今回導入されるのはInstaVR社のシステムで、全ての店舗オペレーションマニュアルに対応し、VRによる臨場感のある店舗オペレーションの体験学習と各コンテンツ受講後の理解度テストにより、短時間での修得が可能とされています。
また、InstaVRは多言語対応で、外国籍ストアスタッフの教育にも対応できるとうたわれています。
約60時間の教育時間を削減
ちなみに、ファミリーマートでは2020年度入社の新入社員の店舗研修においてInstaVRを導入し、人が教育を行う場合と比較して約1/3の時間で修得が可能となり、1人あたりの教育時間が教える側・教わる側双方で合計約60時間削減されたそうです。
また、2021年2月より2か月間、東京都や埼玉県などの一部店舗において実証実験を実施し、店舗のストアスタッフ研修においても同様の教育時間の削減効果を確認できたことから、今回、全国の加盟店への導入となったそうです。
■InstaVR導入概要
対象地区:全国(宮崎県、鹿児島県、沖縄県除く)
利用店舗:InstaVRの利用を希望する店舗
利用形態:レンタルによる月額利用料の支払い
■利用開始までの流れ
①利用を希望する店舗が申込を申請
②InstaVRが店舗へ納品
③ストアスタッフの研修開始
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