コンビニの大手のローソンが、店舗従業員が着用する名札の表示内容を2024年6月4日(火)から見直し。名札に表示する従業員の名前を実名ではなくアルファベットによる任意の文字やイニシャルで表記できるように変更したそうです。
ローソンが名札の表記を「役職+任意のアルファベットまたはイニシャル」を可能に
ローソンはこれまで、店舗従業員が着用する名札の表記は実名(苗字)での記載を基本としていましたが、従業員をカスタマーハラスメントなどから守ることを目的に、店舗の判断で「役職+任意のアルファベットまたはイニシャル」表記を可能としたそうです。
表記変更の一例として、「たなか」さんは「クルー TK」での表記を挙げています。
身だしなみ基準も一部改定
また、ローソンは店舗で働く従業員の多様化を鑑み、身だしなみに関するマニュアルを見直し。
宗教上の理由から頭髪を覆う布類の着用を認めるルール改正を行い、店舗向けの「身だしなみマニュアル」に「頭髪について:宗教上頭髪を覆う布類を着用することを認めます」の一文を追記したそうです。
ファミマも名札で本名以外の記載を可能に
なお、共同通信社の報道によると、ファミリーマートも名札で本名以外の名字での記載を2024年5月から可能としているそうです。