ファミマ、「お掃除ロボット」を全国300店舗に順次導入。小型モニターや商品陳列スペースによる商品PR機能も搭載

　ファミリーマートが商品PR機能も備えた「多機能型床清掃ロボット」を順次導入、全国300店舗で2024年2月末までに導入するそうです。

商品PR機能も備えた床掃除ロボット

　今回導入される清掃ロボットは、上部に小型モニターや商品陳列スペースを備えることで、キャンペーン告知や商品訴求なども行えるというもの。

　設定した時間に埃やゴミの吸引や拭き清掃を全自動で実施でき、床の清掃業務は1日5回を想定。これにより、店舗従業員の清掃業務削減を図れるとしています。

　また、センサーを備え、お客や障害物を検知して衝突を回避するほか、「作業中です。ご注意ください。」といった音声メッセージの配信機能も備えているそうです。

AIカメラの追加実装を予定

　さらに、AIカメラの追加実装を予定し、床清掃と同時に売場の状況を録画することで、店長や店舗指導員が確認したい時に店舗外から売場の状況を把握でき、店舗従業員に対して売場づくりの指示や教育が可能となるとしています。

　商品の在庫状況を店舗従業員に通知し、商品補充を促す機能や、時間帯毎や他店舗の売場状況を比較できる機能などの導入も検討していくそうです。